2012年マイ・セレクション

 
TOPWELCOME.html
公開情報ROADSHOW.html
シネマスクープCINEMASCOOP.html
映画ニュースhttp://ameblo.jp/mottomovie/theme-10023487443.html
インタビューINTERVIEW/INTERVIEW.html
プレゼントPRESENTNEW.html
シアター情報THEATER.html
DVD情報http://ameblo.jp/mottomovie/theme-10029662703.html
 
 

川本 朗(カワモトアキラ)が選ぶ2012私的セレクション10作品

“モット映画”を合言葉に、映画をこよなく愛するC2[シーツー]の編集・発行人

 
 

『パーフェクト・センス』▶感染すると五感が消失していくという、近未来パンデミック・パニック映画。設定の面白さと、ユアン・マクレガーとエバ・グリーンの共演に釘付け!


(C)Sigma Films Limited/Zentropa Entertainments5 ApS/Subotica Ltd/BBC 2010

 
 

『ドライヴ』▶ライアン・ゴズリングが、逃走を請負う寡黙なプロの運転手に扮したクライムサスペンス。ライアンがすごくカッコ良い!男が愛した守るべき女性を演じたキャリー・マリガンもハマリ役。


(C)2011 Drive Film Holdings, LLC. All rights reserved.

 
 

『アーティスト』▶映画愛に満ち溢れた作品。時代設定、モノクロの意味、すべてに納得の完成度だった。第84回アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演男優賞ほか5部門を受賞。これを選ばずにはいられない。


(C)La Petite Reine – Studio 37 – La Classe Américaine – JD Prod – France 3 Cinéma – Jouror Productions – uFilm

 
 

『ファミリー・ツリー』▶妻が事故で意識不明の重体。仕事人間だった男は、家族をまとめきれない。そんな中、妻の不倫が発覚…。なんか、「もし自分だったら」目線で思い切り感情移入鑑賞した作品。


(C)2011 Twentieth Century Fox

 
 

『ソウル・サーファー』▶実在のサーファー、ベサニー・ハミルトンの実話。サメに襲われ左腕を失った女性が、夢をあきらめずに再びプロサーファーを目指す感動作。これが実話なんて本当に感動!!


(C)2011 Enticing Entertainment,LLC,All Rights Reserved.

 
 

『THE GREY 凍える太陽』▶リーアム・ニーソン主演の驚愕サバイバルアクション。飛行機が墜落したのは雪山。敵は寒さと、狼たち。リーアムのワイルドな眼力がいまだに脳裏に甦ってくる。


(C)2011 The Grey Film Holdings, LLC.

 
 

『最強のふたり』▶2012年、一番元気をもらえた映画。観終わった後の、爽快感は格別。自分もかなり応援モードだったし、口コミでのつぶやきが広がって、ロングラン大ヒットした心に残る感動作!


(C)2011 SPLENDIDO / GAUMONT / TF1 FILMS PRODUCTION / TEN FILMS / CHAOCORP

 
 

『希望の国』▶園子温監督の映画力を感じさせる渾身作。震災後の原発問題を、言葉ではなく映画というメディアで訴えかける。夫婦役を演じた夏八木勲と大谷直子の熱演が実に素晴らしい!


(C)The Land of Hope Film Partners

 
 

『アルゴ』▶ベン・アフレックの監督第3作。これも映画力を感じさせる良作。こんな方法で、こんな救出劇が本当に行われていたなんて…!?ハリウッド映画の底力に、ただただ驚くばかりなり。


(C)2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

 
 

『レ・ミゼラブル』▶前評判で期待度がMAXに!そのかなり高いハードルを軽々と超えた完成度に拍手!ミュージカルは歌が命!アン・ハサウェイ&アマンダ・セイフライドの歌声に大満足!


(C)Universal Pictures

 
 

松岡ひとみ(マツオカヒトミ)が選ぶ2012私的セレクション10作品

シネマパーソナリティ。三重テレビ「シネマクルーズ」、中京テレビ「ラッキーブランチ」に出演中!

 
 

『ヒミズ』▶東日本大震災後の日本を描こうとした園監督の挑戦に驚いた。あとは危険で眠たい目を持つ染谷将太LOVEなんです。ラストは号泣でしたよ~「住田ガンバレ!」という言葉が日本人全員に声をかけられているようで心に染みた。


(C) 2011「ヒミズ」フィルムパートナーズ

 
 

『ドライヴ』▶サントラ、即買い!派手な展開ではないのに全てのシーンから醸し出すあの緊張感が心地いい。主人公のストイックさ、冷静さがはハンパないし、しかも名無し(笑)。昼はカースタント、夜は強盗のお手伝いするドライバーって職業設定がクールです。


(C)2011 Drive Film Holdings, LLC. All rights reserved.

 
 

『ドラゴン・タトゥの女』▶オープニング映像は未だ脳裏に焼き付いているくらいセンセーショナルでカッコイイ。本作は、体を張ったヒロインの演技に一票だね!可憐なお嬢さん女優がハードなパンク女になってしまうとは、実際インタビューしてお会いしているので二度ビックリ。演技も上手いですよね。

 
 

『ファミリー・ツリー』▶ジョージはわたしの永遠のアイドル。子供達に翻弄され、妻にも裏切られていたカッコ悪いオッサンジョージも素敵だったわ。設定はかなり深刻なのに、笑いのさじ加減が絶妙。ハワイアンの曲や背景が見る側の心を癒してくれる。


(C)2011 Twentieth Century Fox

 
 

『おとなのけんか』▶豪華キャストの演技バトルと即興的な展開に大笑い。とくにケイト・ウィンスレットのゲロ吐くシーンは映画史上歴史に残るに違いないっ。子供のケンカの始まりと終わりをセリフもなく遠巻きに見せるオープニングとエンディングがとても映画的。

 
 

『ミッドナイト・イン・パリ』▶ピカソに、ヘミングウェイにダリ・・!主人公が20年代のパリにタイムスリップ。タイムスリップといってもSF的な特殊装置などは登場しないとこがいい。人間の意識や想像力はすごいもので、主人公が街角をまがり、午前零時の鐘の音とともに迎えの車が現れたらごく自然に時代をさかのぼることが出来るんだもの。なんだか魔法にかけられた気分になれた。


(C)2011 Mediaproduccion, S.L.U., Versatil Cinema, S.L. and Gravier Productions, Inc.

 
 

『最強のふたり』▶口コミでこんなにヒットするなんて嬉しいですね。これが作品の力なのね。介護問題を真っ正面から描いているけど、ユーモアがきいているので見やすかった、心にしっかり残りました。格差社会は全世界に共通することですが、人と人の絆に格差はないってことわからせてくれました。これも実話とは驚き。


(C)2011 SPLENDIDO / GAUMONT / TF1 FILMS PRODUCTION / TEN FILMS / CHAOCORP

 
 

『別離』▶今年はイラン映画がよかったですね。「彼女が消えた海辺」の監督の最新作。様々な世界の映画賞を獲得したのはきっとどの国でも問題になっている介護、介護する家族の不安定さがテーマになっているから。海を越えても共感する部分がたくさんあった。そして普遍的なお話しをサスペンスフルに描いているのも面白い!


(C)2009 Asghar Farhadi

 
 

『アルゴ』▶今まで聞いたことのない突飛な人質救出はホントに実話なの?!と驚きました。あり得ない設定、サスペンスフルな展開にすでに結果は(実話だから)わかっているのに、超緊張しました。一難去ってまた一難、緊迫の脱出劇を最高の娯楽サスペンスに仕立てたベン・アフレックの手腕もすごい。監督賞をあげたい。


(C)2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

 
 

『桐島、部活やめるってよ』▶こんなに刺激的でミステリアス、かつリアリティのある学園ドラマは今までみたことない。桐島不在によって、各登場人物のキャラクターや人間関係が浮かび上がり、高校生たちの日常の裏側に潜む深層心理の描きかたもウマイ!十代の日常はとてもリアリティがあり、自分の青春時代の記憶が蘇っちゃった。


(C)2012「桐島」映画部 (C)朝井リョウ/集英社

 

原 裕子(ハラ ユウコ)が選ぶ2012私的セレクション10作品

C2海外特派員の編集者&ライター。

ハラハラドキドキ編★『シェイム』:微妙すぎる感情にハラハラドキドキ。★『恋と愛の測り方』:感情がリアルすぎてハラハラドキドキ。

★『アルゴ』:ラスト20分のカウントダウンにハラハラドキドキ。★アウトレイジ ビヨンド』:加瀬 亮に悶絶!

 
 

『ヒミズ』▶みずみずしい命の力に、圧倒されました。


(C) 2011「ヒミズ」フィルムパートナーズ

 
 

『キツツキと雨』▶「監督」の頭の中に、共感しまくりでした。


(C)2011「キツツキと雨」製作委員会

 
 

『私が、生きる肌』▶その執念に、震え上がりました。


Photo by Jose Haro (C) El Deseo

 
 

『ダークナイト ライジング』▶トリロジー完結編としての重厚感に、のけぞりました。


(C)2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC

 
 

『桐島、部活やめるってよ』▶原作に負けない映画の力を、感じました。


(C)2012「桐島」映画部 (C)朝井リョウ/集英社

 
 

『夢売るふたり』▶静かな狂気の松たか子に、クギ付けでした。


(C)2012「夢売るふたり」製作委員会

 
 

『ドライヴ』▶寡黙な男の色気に、うっとりしました。


(C)2011 Drive Film Holdings, LLC. All rights reserved.

 
 

『007 スカイフォール』▶360度全方位洗練されていて、シビレました。


skyfall (C) 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation, Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.

 
 

『レ・ミゼラブル』▶歌と声の力に、涙しました。


(C)Universal Pictures

 
 

『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』▶語られる愛、希望に、何度も心を打たれました。


(C)2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

 

















































《番外》『踊る大捜査線 THE MOVIE 新たなる希望』▶一瞬でもニュースを読む姿が大写しになり、クレジットに名前まで出

  た“記念碑”的作品!

 

小島一宏(コジマカズヒロ)が選ぶ2012私的セレクション10作品

映画大好きのフリーアナウンサー。東海ラジオ『一週間のごぶサタデー』、USTREAMの『シネマる!』(毎月第1月曜22時~)http://www.ustream.tv/recorded/25161983

また毎日文化センターで映画講座も開講中! 詳しくは052-581-1366へ!

 
 

『アーティスト』▶たとえば階段を上る若手たちと下る主人公、好きな人のスーツで演じる独りラブシーン…、映画は“画で見せる(魅せる)”ことを再認識した傑作。モノクロって美しい!


(C)La Petite Reine – Studio 37 – La Classe Américaine – JD Prod – France 3 Cinéma – Jouror Productions – uFilm

 
 

『ヒミズ』▶痛いイタイ! 視覚的な暴力描写が“心の痛み”を映し出す。ずっとその痛みに耐え続けた主人公の瞳から、最後の最後にふっと力が抜ける。染谷将太に惚れ込んだ1本!


(C) 2011「ヒミズ」フィルムパートナーズ

 
 

『レ・ミゼラブル』▶アン・ハサウェイの『夢やぶれて』で涙が止まらなくなった。顔のアップだけの4分弱!その表情も歌も、演出もずば抜けている。ラストの「明日は来る!」の大合唱にも号泣。


(C)Universal Pictures

 
 

『最強のふたり』▶まったく住む世界や趣味が違う2人だからこそ、互いの世界がどんどん広がって楽しい!“腫れ物に触る”付き合いをしないからこそのバリアフリー! 友情っていいなぁ。


(C)2011 SPLENDIDO / GAUMONT / TF1 FILMS PRODUCTION / TEN FILMS / CHAOCORP

 
 

『キツツキと雨』▶無骨な木こりと気の弱い新人映画監督の出会い。互いに影響を与え合って、ラストには役所広司も小栗旬もまったく違う表情を見せる。恵那の森に抱かれた、優しい映画。


(C)2011「キツツキと雨」製作委員会

 
 

『007スカイフォール』▶ダニエル・クレイグが本当にカッコイイ! 冒頭から客を掴んで離さない見事なアクション。そして“世代交代”のドラマにも感情移入。生まれ変わったら、ダニエルになろう(笑)


skyfall (C) 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation, Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.

 
 

『おおかみこどもの雨と雪』▶『サマー・ウォーズ』のバーチャルな世界ではなく、草原の隅々の草木までCGを駆使して風にそよがせた描写の美しさ。子を持つ親として、親の心情・子の想いに深く共感!


(C)2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会

 
 

『ふがいない僕は空を見た』抜け出せない現実の中でもがきながら、それでも生きていくしかない登場人物たちの辛さと“生きることの貴さ”が心に染みる秀作。永山絢斗と田畑智子が素晴らしい!


(C)2012「ふがいない僕は空を見た」製作委員会

 
 

『ヒューゴの不思議な発明』▶駅の壁の内側で縦横無尽に走り回るヒューゴを、カメラが自在に追うオープニングからファンタジックな映像の虜になった。3Dの新たな可能性を開いてくれた作品。


(C)Paramount Pictures 2011

 
 

『霧島、部活やめるってよ』▶映画部の男子生徒を中心に据えて、原作には無い“逆襲”ともいえるクライマックスを創造した吉田大八監督に脱帽。原作の大事な要素“性”が抜け落ちたのが心残り。


(C)2012「桐島」映画部 (C)朝井リョウ/集英社